偽りの投資広告詐欺の手口とは?実際の事例から徹底解説!

偽りの投資広告詐欺

目次

管理人:松下
今回は現在SNSで急増している、有名人になりすました偽りの投資広告詐欺について調査していきました!
助手:関口
今回の記事で知れる事は四つです。

 

○有名人になりすます偽りの投資広告詐欺の手口とは?広告をクリックするとどうなる?

○偽りの投資広告詐欺の被害にあっている有名人は?

○偽りの投資広告詐欺にあっている金融機関・企業は?

○偽りの投資広告詐欺に引っ掛からないようにするためには?

 

現在、投資業界を震撼させている投資詐欺をご存知でしょうか?

概要をお伝えすると、件の投資詐欺では有名人になりすまし、簡単に儲けられる投資話があるなどといってお金をだまし取ってくるようです。

「自分はそんなわかりやすい詐欺に引っ掛からない」と思っていても、詐欺の手口は思った以上に巧妙化しています。

実際、若年層の利殖勧誘事犯()被害件数が年々増えているようですからね。(利殖勧誘事犯とは…未公開株、社債、外国通貨の取引、ファンドへの投資勧誘、投資被害の救済を装って金を集める悪質商法のこと)

そのため有名人になりすます、今流行の投資広告詐欺も決して他人事ではなく、若年層から高年齢層まで誰でも引っ掛かってしまう可能性のあるものなのです。

 

偽の投資広告詐欺

(引用元:令 和 3 年 に お け る生 活 経 済 事 犯 の 検 挙 状 況 等 に つ い て)

 

投資広告詐欺の手口として、まず挙げられるのは経済や株に詳しい有名人になりすます事です。

次に挙げられるのは、必ずLINE登録を促す事です。

記事の中でより詳しく書かせて頂きますが、悪質な業者側は偽の広告からLINEに誘導後、偽の暗号通貨購入を促したり、必ず儲かるからなどといって高額な情報商材を売りつけてきます。

中には勝手に本人の動画を引用してビデオ通話する詐欺主もいるので、ネットリテラシーが割りとしっかりした若年層でも騙されてしまう事案が多数発生しているのですね。

今回はそんな偽りの投資広告詐欺に騙されないためにはどうしたらいいのか。

実際の詐欺手口を交えながら詳しく解説していきたいと思います。

 

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偽りの投資広告詐欺の手口とは

 

管理人:松下
では気になる、偽の投資広告詐欺の手口について解説していきたいと思います。

 

偽の投資広告詐欺

 

該当の広告を発見できたのは、Facebookです。

利用者数はX(旧Twitter)やInstagramに抜かされてしまっていますが、今もなお、世界のアクティブユーザーが約30億人いる人気のSNSです。

そんな多くの方が利用するFacebookで、投資詐欺に誘導する広告を発見できたのは、何とTOPページでです。

 

お金配り重大発表と表示された広告を解析してみると?

 

偽の投資広告詐欺

 

実は、Facebookに表示されている広告の運用元は簡単に調べられてしまいます。

広告横に表示されている三点リーダーのような記号をクリックすると『広告主』を確認することができます。

前澤友作氏になりすました広告の運用主を確認していくと、株式投資のパイオニアというアカウント名が表示されました。

ただ下記の画像をご覧になってみてください。

下記の画像は運用元になっていた株式投資のパイオニアが使用している、アカウント写真です。

『みずほ銀行の名前が使用されている』『ロゴのデザインがみずほ銀行のパクリ』と正直メチャクチャな事になっていますよね…。

 

偽の投資広告詐欺 偽の投資広告詐欺

 

実はこれも相手を信用させる詐欺手口の一つになります。

SNSで表示されるアカウントの写真は、小さいですよね。

そのため、遠目から該当のアカウント画像をみると「これはみずほ銀行のロゴ?もしかして関係会社?」と思い、無条件で信用してしまう方もいらっしゃるようです。

ロゴ写真の誤認を防ぐための対応策は、原始的ですが怪しいと思う広告運営元だったら、ロゴ写真を拡大してよく確認するくらいしかありません。

ただこのような企業でもSNSの広告に登録できてしまうのが不思議ですよね。

 

広告をクリックしてしまうとどうなる?

 

〜有名人になりすました偽りの投資広告に騙される流れ〜

広告をクリックし、いきなりLINEで登録するように促される。
(友だち登録する先は、投資グループか特定の有名人になりすましたLINEアカウントが多い)

友だち追加後、より信じさせる為、LINE友達登録後、ビデオ通話が掛かってくることも。

ビデオ通話先の有名人は本物ではなく、勝手に有名人の動画や画像を引用しているものになります。

偽の暗号資産購入を持ちかけられたり、高額の商材やセミナーに案内される。

 

先程のような怪しい広告をクリックすると、いきなりLINEで友達登録するように促されます。

一般的な企業が何も説明なく、LINE登録を促すとは考えにくいですよね。

それなら何故騙されてしまうのかというと、広告から飛んだLINEに登録させるためのページには『〇〇直伝の絶対儲かる株式投資術レクチャーします!』といった宣伝文句が有名人の写真とともに掲載されています。

そのため、有名人の写真を使い、これだけ大々的に宣伝しているのだから正規の投資広告だろうと思い、登録してしまう方もいるのだとか。

 

では広告に騙され、LINE登録するとどうなってしまうのか。

こちらは”騙す側”にもよりますが『高額なセミナーの勧誘』『偽の暗号通貨購入の案内』『儲け分を振り込むから手数料を払ってほしいと連絡してくる手数料詐欺』に巻き込まれてしまうようです。

偽の暗号通貨については、最近普及したばかりなので見分け方が分からないという方もいらっしゃると思います。

そこで参考にして頂きたいのは国民生活センターで公開されている『暗号資産交換業者登録一覧』です。

暗号資産交換業者登録一覧にリストアップされていない暗号資産は未登録もしくは偽の暗号通貨ということになりますので注意しておきましょう。

 

〜暗号資産交換業者登録一覧より抜粋した許可済みの暗号資産〜

BTC(ビットコイン)
ETH(イーサリアム)
XRP(リップル)
LTC(ライトコイン)
MONA(モナコイ
ン)
BCC(ビットコインキャッシュ)
XLM(ステラルーメン)
QTUM(クアンタム)
BAT(ベーシック・アテンション・トークン)
OMG(オーエムジー)
XYM(シンボル)
LINK(チェーンリンク)
MKR(メイカー)
BOBA(ボバネットワーク)
ENJ(エンジンコイン)
MATIC(ポリゴン)
DOT(ポルカドット)
DOGE(ドージコイン)
ADA(カルダノ)
ASTR(アスター)
AVAX(アバランチ)
AXS(アクシーインフィニティ)
SAND(ザ・サンドボックス)
FLR(フレア)
GALA(ガラ)
CHZ(チリーズ)
APE(エイプコイン)
OAS(オアシス)
MANA(ディセントラランド)
GRT(ザ・グラフ)

 

助手:関口
以下は実際に起きた、偽りの投資広告詐欺の事件例になります。

 

「桐谷さん」かたる男が投資持ちかけ 大津の61歳男性1200万円被害

男性は7月3日、桐谷さんの投資塾をうたったSNS(交流サイト)上の広告にアクセスし、LINE(ライン)を通じて桐谷さんやアシスタントを名乗る人物から金(きん)の投資を持ちかけられた。指定されたサイトに接続し、口座に入金したところ利益が振り込まれたことから入金を続け、約1カ月間で計9回にわたり現金を振り込んだという。

 

投資家を名乗る人物から突然LINE(ライン)が…うその投資話を持ちかけられ1200万円だまし取られる 

70代男性被害SNSの「LINE(ライン)」で投資家を名乗る人物からトークルームに突然、追加されました。

男性は、トークの参加者から株や金のうその投資話を持ちかけられ、9月上旬ごろから中旬ごろにかけて指定された口座に少なくとも10回にわたり、あわせておよそ1200万円を投資資金として振り込みました。

 

SNS広告の先に詐欺「金に投資すれば…」→ 600万円被害『BNF』『りおり』など名乗り巧妙な話 50代男性だまされる

SNSの「LINE(ライン)」で投資家を名乗る人物からトークルームに突然、追加されました。  男性は、トークの参加者から株や金のうその投資話を持ちかけられ、9月上旬ごろから中旬ごろにかけて指定された口座に少なくとも10回にわたり、あわせておよそ1200万円を投資資金として振り込みました。

 

 

偽りの投資広告詐欺の被害にあっている有名人は?

 

 

偽りの投資広告詐欺について調査していくと、なりすましの被害にあわれているのは、有名人はもちろんのことアナリストにまで及ばれているようです。

下記は投資広告のなりすまし被害にあわれた方の一覧ですが、これからまだ増える可能性があります。

 

〜投資広告詐欺のなりすまし被害にあわれた有名人・実業家〜

○前澤友作氏

○桐谷広人氏

○ロンドンブーツ1号2号の田村淳氏

○井川 意高氏(日本の実業家)

○森永卓郎氏

○堀江 貴文氏

○池上彰氏

○馬渕磨理子

 

〜投資広告詐欺のなりすまし被害にあわれたアナリスト〜

○後藤達也氏

馬渕磨理子

 

偽りの投資広告詐欺にあっている金融機関・企業

 

偽の投資広告詐欺

 

最初にも触れさせて頂きましたが、なりすまし被害にあっているのは有名人やアナリストだけではありません。

『みずほ銀行』『SBI証券』『SMBC日興証券株式会社』『松井証券』などでもなりすましの被害を確認できていますので『証券会社が簡単に儲かる』と言っているからと、簡単に信用しないようにしましょう。

金融会社側がLINE登録を広告で促すことは100%ないそうです。

LINE登録を促されたら、詐欺と思った方がよさそうですね。

 

2.当社を騙る者によるSNS広告等に関するご注意
当社を騙り、または当社ロゴを使用し、Facebook・Instagram・LINE等のSNSアカウントにおいて広告が配信されています。「99%の投資成功率と高いリターンで利益を2倍にする方法」などとうたい、クリック先からLINEの追加を促されます。
当社および当社グループは、上記の行為には一切関与しておりませんので、十分ご注意ください。

引用元:SMBC日興証券株式会社

 

Facebookにおいて当社の公式アカウントを装った偽アカウントおよび偽広告の配信が確認されています。

偽アカウントおよび偽広告は、不正サイトへの誘導、個人情報の取得および悪用、詐欺被害に遭う可能性等がございますのでアクセスされないようご注意ください。

引用元:SBI証券

 

実は情報商材を展開している企業も被害に

 

まだそこまで公にされていませんが、実は情報商材を展開する企業もなりすまし被害にあわれています。

実際、どんななりすまし被害にあわれているのかと言うと、勝手に商材の写真を引用し、その企業が展開している商材だと思い込ませながらLINEに登録させるというものです。

そうなると、騙された側は情報商材側に騙されたと思い、被害を訴えますよね。

被害を訴えられた企業はその分、見に覚えのない罪で評判を落としてしまいます。

そのため、企業側も広告削除に躍起になられているようですが、有名人や金融機関と同様に被害は中々なくなっていません。

被害にあわれた企業については情報がまとまり次第、公開させて頂きますね。

 

偽りの投資広告詐欺に引っ掛からないようにするためには?(まとめ)

 

残念ながら今の所、特効薬とも言える対策は偽りの投資広告詐欺にありません。

しかし引っ掛からないように、自衛する事は出来ます。

自衛の手段は簡単です。

今記事を読み、培って頂いた知識も大切な自衛手段の一つになります。

またそれ以外にも、優良な株情報サイトを見分ける審美眼を養っていくことも大切です。

 

優良な株情報サイトの特徴は、何より実際に利用した方の口コミがいいこと。

利用者の口コミが良ければ、良いほど、登録後に悔いのない株情報サイトという事になります。

当サイトでクチコミ評価が一番いい株情報サイトは、下記のサイトです。

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気になる方は是非チェックしてみてください。

 

 

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