投資業界で被害が後を絶たない悪質サイトによる投資詐欺
投資詐欺とは、投資や資産運用を口実に多額の利用料や投資資金をだまし取る詐欺のことです。
一般的に投資をする投資家は、人並み以上の財力や余裕資金を持っている方が多く、被害が高額に及んでしまうことが多々あります。
特に被害額が大きいのが高齢の投資家で、退職金や老後の蓄えなどの財産も多いため、悪質サイトの詐欺師がターゲットにしており、大きな社会問題になっています。
皆様には絶対に投資詐欺にあってほしくありません。
悪質サイトの詐欺の手口から一人でも多くの投資家を救うために当サイトは発足しました。
このページを最後までご覧頂ければ、投資詐欺の実態から手口を知ることができ、「あれ?もしかして悪徳サイト?」と利用する前に気付くことができるようになります。
大切な資産を守るために最後までしっかりと読んでもらえると幸いです。
投資詐欺の被害に遭いやすい人の特徴
国民センターに寄せられている金融商品の相談件数は、年々減っている傾向にありますが、それでも年間にすると1万件近くの相談が寄せられているそうです。
その全てが株式投資に対する内容ではありませんが、「未公開株」などの相談なども多く寄せられているようで、株式投資に関する詐欺被害もかなりのものです。
これだけ被害が拡大した理由として近年、金融機関で勧められるようになった「貯蓄から投資へ」という流れが色濃く反映していると考えられ、これまで投資に興味のなかった層が投資に興味を持ったことがひとつの要因と言えます。
高齢者による投資被害
政府広報オンラインの調べによると、一年間に金融庁に寄せられた1200件の投資詐欺に関する相談のうち、65%以上の800件が60歳以上の高齢者だったと報告があります。
高齢者が投資詐欺に遭いやすい理由は下記です。
・材料性が業績を急変させてしまう可能性のある銘柄
・日経平均の急落にも強い銘柄
上記のような理由が考えられます。高齢者の方で考えられる問題として、家族や知人、また退職などにより、周りの人と疎遠になっていることが多く、そこに詐欺師がつけ込むことにより簡単に騙されてしまうという状況がが生まれているようです。高齢者の被害を防ぐには家族や知人、周りのサポートが非常に大切です。
自分は大丈夫だと安心している人
投資詐欺の被害に合う人は高齢者だけではありません。詐欺の被害に遭いやすい人の特徴として「自分だけは大丈夫だ」と安心している人ほど、大きな被害に遭うことが多いようです。
油断や自信から何も疑うことなく、冷静に考えれば分かるような怪しい投資内容にも簡単に引っかかってしまうようです。
ラクに大儲けしようと狙っている人
投資でラクに大儲けしてやろうという人も投資詐欺に遭いやすい傾向にあります。
人は「ラクに儲けたい」と誰しもが思うものです。そんな誰しもが持つ欲求を巧みに操ろうとするのが詐欺師です。いかにもラクにお金が儲かるようなオイシイ話を持ち掛けて一気に詐欺の手はずを整えます。
冷静に考えれば、怪しいと分かるような内容かもしれませんが、ラクして儲けたいと欲を出してしまうと、投資詐欺にあってしまうのです。
心に余裕のない人
極端に将来に不安を抱えている方や、気持ちに余裕がない方も、投資詐欺に引っかかり易いタイプです。
どんなに頭の良い方でも冷静を失い、大きな不安を抱えていたり、心に余裕がないと簡単に詐欺の手口に引っかかってしまいます。
その上、詐欺師は人の心を巧みに操るプロです。
普通の状態であっても巧みな話術で騙されてしまう人も少なくないようです。
投資詐欺の手口と詐欺師の特徴
投資詐欺に引っかからないためには、投資詐欺にどのような手口があるのか知っておくことが一番です。このコーナーでは投資詐欺の手口と詐欺師の特徴を紹介します。
未公開株などの実在しない社債への投資
投資詐欺の手口で一番多いのが、未公開株、実在しない会社の社債への投資などです。
「今後、価値が大きく上がる」「利益率が良い」など、ラクに儲かる内容で投資家をその気にさせるための言葉を巧みに使います。
高金利を臭わせる
高金利で簡単に儲かるような内容はまず疑ってください。
投資について経験や知識がある方なら利回りが10%以上もある場合怪しく思う、経験や知識がないと「こんなに儲かるのか」と信じてしまう人も多いのではないでしょうか。
絶対に安全・絶対に儲かる
表題のように「絶対」というワードは詐欺師がよく使うワードなので注意してください。人はお金が儲かる話や絶対という確実性・安心だと言われると簡単に話を信じてしまいます。しかし、投資に「絶対」ということはありません。
今後、業績が伸びる
上記の内容に付随しますが、「今後、絶対に伸びる企業」などという誘い文句で未公開への投資を勧めるなどの話には注意が必要です。
特に発展途上国のインフラを整えるなどとの内容で、今後必ず業績が伸びるというような知りもしない国への投資を勧める詐欺が増えているようです。
おかしな配当のペース
詐欺師は商品を魅力的に思わせるために、配当が毎月支払われるというようなオイシイ話を持ち掛け、投資金を騙し取るという詐欺が増えているようです。
しかし、債券などの配当は通常で年2回です。毎月配当金があるような上手い話はありません。
まずは利益を出させて安心させる
詐欺師は巧妙な手口でターゲットを信じ込ませようとします。
まず最初は少し利益を出させるなど安心させて、その後に大きな投資金を騙し取るなど巧みな罠を仕掛けます。
詐欺の王道手口ですが、大道ゆえに騙されてしまう人も多いようです。
まずは少額投資で参加させる
いきなり高額の投資や利用料を勧めてもターゲットである投資家は警戒します。
ですから詐欺師はまず少額で始められるように投資家を安心させ、参加させた後に投資詐欺を行うという巧みな手口を使います。
中身のない高額セミナー
投資詐欺とは違うかもしれませんが、高額な参加料を請求したり、逆に安い参加料でセミナーに参加させ、高額の商材を売りつけるなどの悪質なセミナーも存在するので注意が必要です。
最新の投資詐欺
詐欺師は時代の流れに合わせて様々な手法をとり、新しい商品などが現れると便乗して詐欺を行います。
最近では仮想通貨やFX・バイナリーオプションなどの詐欺が流行っているようです。
劇場型の手口
いきなり知らない相手から儲かる投資の話を持ちかけられても怪しいと警戒しますよね。しかし、また違うところから同じ投資法を勧められたらどうでしょうか?このように同じ話をまったく違った場所から聞くと、人はその話を信用してしまう検証結果があります。このように複数で人を信用させるような手口を劇場型といいます。
投資詐欺を見極める方法
上記のコーナーでは様々な詐欺の手口を紹介してきました。このコーナーでは投資詐欺に引っかからない方法を紹介します。
会社の存在や所在地などを調べる
最近の詐欺の手口で目立つ「未公開株」などを謳った手口に引っかからないためには、本当に会社が存在するかを調べるの一番です。
また根本的に未公開の会社が個人の一般投資家にまで募集をかけることはほとんどありません。このような話があった時点で疑ってかかりましょう「。
信頼のおける会社か調べる
投資会社を利用する場合は、しっかりと利用する前に調べることをお勧めします。
「金融庁」「日本証券業協会」のウェブサイトから、しっかりと登録を行っている会社なのか調べましょう。
上手い話はまず疑う
詐欺師は出来過ぎるくらい上手い話を持ち込んできます。
「絶対に儲かる」「誰でも儲かる」「元本保証」「高利回り」などは、詐欺師がよく使う言葉なので特に注意が必要です。
上記のような言葉を聞いたら、まず疑うことクセ付けをしておきましょう。
劇場型?同時期の投資話には注意
上記でも説明したように劇場型の投資詐欺が存在します。同時期に別のところから同じ商品などを勧められたら注意が必要です。
人は複数の経路から情報を得ると、その内容が本当であるかのように錯覚してしまいます。
しかし、同時期のタイミングで同じ商品が案内されるようなことはそうそうあるものではありません。
まずこのような合った場合は、まず疑ってください。
投資詐欺についてまとめ
このコーナーでは投資詐欺について紹介してきました。
詐欺師たちは投資経験の浅い初心者をターゲットとしています。
投資詐欺に引っかからないためには、まず「疑う」こと。上手い話は軽々するようにクセつけましょう。
投資に「必ず」ということはありません。
まずは堅実にしっかりと積み重ねていくことを意識するする方が安全です。ご自身にあった投資法を探してください。